ORANGE WHEELS 開発日誌

アスカモデル カーモデル事業部

ホイールの金型準備を進めています。

製品データをもとに、金型のキャビティ側、コア側のデータを作成しています。

プラスチックモデルは溶けた樹脂を金型に流し込み、冷やして形にしています。
たいやきの型のようなものですが、その表側と裏側を作っているわけです。

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今でこそ、3Dデータでサクっと作れそうというイメージがありますが、
実際にはいろいろな事を考えなければなりません。

機械の選択 (高速マシニング?放電加工?)

使う機械の問題(加工精度、刃物)

成型時のトラブル回避(樹脂まわり、ヒケ、ショート、離型など)

金型強度、などなどいろいろあります。

これはアナログの時代も3DCADの時代も同じです。


これらを踏まえ、データを少し補正し、加工に入っていきます。
もちろん、設計者の理想の形をなるべく再現できるように。
”できない、無理!”というのではなく、なんとか形になるようにするのが
金型職人の腕の見せ所です。

最近のプラモデルがすごいのって、3D設計だけじゃないんですよ。
この辺は中国で作られたんだなーと思われる製品を見てればわかります。

工夫すること。これが大事なんだと思います。

次はいよいよこのデータをもとに電極を準備していきます。

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模型の話でも。
友人仕様のビートルを作らねばならないですが、いろいろ苦労しております。

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ORANGE WHEELS はモデラーの皆さんの意見を大事にしていこうと考えています。
メーカーの独りよがりではない製品つくりを。

(たまに私が欲しいだけのホイール作ったりして・・・)

この3DはTRDのマグネシウムホイールをモデリングしてみたものです。
TE27レビン等に最適ですよね。

これも知り合いのモデラーさんの意見から、ちょっと作ってみるかとモデリング。

なので、どんどんリクエストをお願いしたいですね。
皆さんの熱い想いをコメント欄へどうぞ!

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